ここが好きなんだよネパール!私がネパールにハマったワケ(しゅーと編)




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FURUKAWA SHUTO

大学4回生、自称フットボールをこよなく愛する男。
高校までは人生の8割をフットボールに捧げ、
大学生になると人生の9割をネパールに捧げ、
1割をネパールに行くための渡航費に人生を捧げるほど、
ネパールが大好き。

ナマステ。ネパールにハマ~り始めて、はや2年。
基本は日本にいます。
ピースフットボーラーしゅうとです。

まあ、サッカーが好きなんです。(笑)
ネパールでは、農村部、孤児院の子供たちがサッカーをプレイできる機会を作っています。

いつもネパールから帰ってくると、
ネパールのインスタントヌードル界のラ王である
「チャウチャウ」が恋しい。

ネパールに帰りたい最近です。

私がネパールにハマったワケ:まさかのあの人が僕の大学に来た

僕がぴちぴちの大学生1年生の頃。

ある日、大学の職員さんと話していた時のこと。
突然、大学の職員さんは言った。

「どうやらネパールの文部大臣がうちの大学に来るらしい。」

ビビっと衝撃が走った!!!
僕は無性に行きたくなった。
なぜかって?

「日本の文部大臣にもあったことないのに、会えちゃうの?」

と、単純な理由。これに尽きる。

そして、高校サッカーに命を捧げて打ち込んだあの時の感情が蘇る。
そこからの僕は燃えまくっていた。
ネパールに関することを必死に調べまくったのである。

高校の先生の家に乗り込んで、
当日のために英語のプレゼンを準備したほどだ (笑)

そして、遂に、その日が来た。
僕は、まるでメッシに会うかのように興奮していた。
そして、文部大臣が私たちの前に姿を見せた。

ネパールの民族衣装を着ている。
グーグルで画像検索した文部大臣の顔、そのままの人が来た!

と思った。そりゃ、そうなんだけど。(笑)

実際に文部大臣を間近で見ると、やはり圧倒された。
ドキドキとワクワクが止まらない。

ここからが、勝負です。
あのプレゼンを披露する時だ!!!

しかし、プレゼンをガチで用意し、話す準備はできていたものの、
目の前にするとビビってしまい、手始めに、
文部大臣と同行していたネパール人教育関係者にアプローチしてみた。

僕は、その方に無我夢中に話した。

内容は忘れたが、教育に関する何かを僕は話したのを覚えている。
彼は僕のつたない英語を聞き取った教育関係者の方は、話の流れでこう言った。
これだけは明確に覚えている。

「ネパールには学校が少ない。
さらには孤児院に50000人を超える子供たちが収容されている」

その時、僕の心臓は自分でも聞こえるくらい、
鼓動を立てていたのを覚えている。

結局、文部大臣とは話すことができなかったのだが、
その時の経験は僕の人生を大きく変えた。

よくよく考えると、こうやって大臣レベルの人が簡単に日本に来れちゃうし、
会えちゃうのもネパールの魅力ですね。(笑)

ここが好きだよネパール!①空港に着いた瞬間から感じるネパールの魅力

そこからは、一度ネパールに行ってみようと思った。
初めてネパールに行ったのは2015年3月06日。
日本からの長旅を終え、ネパールの空港へ降り立つと、まず僕の嗅覚を何かが刺激した。

独特の香辛料の匂いが蔓延している。
若干ビビりながら、空港を出る。

そして目の前に、大量の人がいる。
大量の車がある。犬がいる。

「ワン!!!」

「かわいいけど、やかましいわ!!!」

フラーっと空港の前を歩いていると、
遠くから「TAXI,TAXI!!!コンニチハー」と、
流暢に日本語を話すネパール人が僕の前に現れた。

そして、まるで餌を狙うハイエナのように、
タクシードライバー達は僕を囲ってくる。
その瞬間。

僕が描いていた楽しいネパール旅行は終わったと思った。
アフリカのサバンナに一匹取り残されるウサギのように絶望を感じた。
日本でタクシーのドライバーから勧誘してくることは、まずない。

でもネパールでは、僕を「ナカジマサンデスカ?」と勘違いして、
声をかけてくる人たちもいる。
何が何だか、わからなくなった。

なんじゃ、この国は!?
衝撃の数分間を僕は過ごした。

そして、このような状況下において、
なぜか僕は興奮を覚えている。

僕のネパールスイッチが完全にオンになってしまっていた。
きっと空港に着いたあの瞬間から、
僕の心の中のリトルしゅーとが目覚めていたのだろう。

日本では、これっぽちも想像できないことが、
ネパールで起きちゃう。
ここがネパールの魅力だ。

そこからというものの、
僕は半年に1回、2回はネパールに行くようになる。
家からチャリで15分くらいかかるおばあちゃんに、半年に1回も会わずに。

あんなに大好きだった釣りもいつの間にか見向きもしなくなった。
前者はちゃんとしなきゃ。(笑)

ここが好きだよネパール!②日常に感謝できる環境がある。

農村部でホームステイしていた時の事。
朝6時ごろ、奇声で目が覚める。
奇声?

「コケコッコー」鶏の鳴き声である。
ネパールではそこらへんで鶏を放し飼いしている。

ネパールには天然アラームが存在するようだ。(笑)

目が覚めて、外を出ると。
なんと、ホストファミリーが、火を焚いていた。

僕が起きたことに気づいたホストファミリーのお母さんはそっと、
紅茶を僕の横に出してくれる。
どうやら朝昼晩の毎食、紅茶を飲むそうだ。

そこから、朝の8時くらいまで、ずっと家事をしていた。
と思いきや、またすぐに、藁を束ねたほうきで家の掃除を始める。
その後に紅茶を飲んで少し休んでは、夜ご飯の支度を始めるホストファミリー。

一日中働いてんのかい!!!
と突っ込みたくなるけどこれがネパールの農村部の現実。
本当にとんでもないところに来てしまったんだと思った。

こう考え始めると、行き過ぎた資本主義社会へと成熟した日本では、

鶏がアラームではなく、アイフォンがアラーム。

火を起こすのではなく、IHで調理。

藁のほうきではなく、電動掃除機。

こういったところに行くと、
普段何気なく使っている物の有難みを感じることができる。

有るのが難しいのです。
だから、有難い

こういうことを体験すると、心が広くなり、
穏やかに日常を過ごすことができるようになるのが、
ネパールの魅力。

ここが好きだよネパール!③カレーうどんをネパール人と売る

ネパールでカレーうどんを売ろう!と思い、町に出かけた。
材料は日本から持ってきたものの、ある問題点にたどり着いた。

どこで売るの?

器具を買うお金もないしどうしよう!!!

これは、やばいと町中の小さな飲食店に相談すると、

「ここを、使いなよ!!!」

と軽い一言。
交渉成立。

場所は屋外。
そんな、軽いの?いいの?と疑問を巡らせつつ、
一応、場所は確保した。

その次の日、野菜、卵を市場で調達し、
実際に飲食店に向かうと、
店主が器具を用意してくれていた。

どこまで、広い心を持っている人たちなんだ!
と、驚きを隠せない。

カタカタと準備を進める。

うどん、かき揚げを作り。。。

結果。

カレーうどんは見事完売。
ネパール人の舌にあったようだ。
これが実際のカレーうどん。

かき揚げと、卵を乗せた最高のカレーうどんだ。
なんと、50ルピー!!!
(日本円で約50円)

正確に言うと、うどんよりもかき揚げがおいしかったようです。(笑)
最後は、店主と熱い握手をしてその場を去りました。

日本でこういうことを行うと、
「何を考えているんだ!」
と言う人がほとんどだろう。

やり方は強引だったかもしれないけど、
ネパールの人たちは何の疑いも持ってこないんです。

こんなにも色んな人と、
身近に楽しく過ごすことができるって、
ネパールだからできるのかなって思う。

これもネパールの魅力なのかな。

ネパールはこんなもんじゃない。

皆さんは、ディズニーランド、USJに行くとき、
本当にワクワクしますよね?
大阪の中にあるとは考えられない物がある。

ディズニーランドで、GOカート、スペース・マウンテンに行ったとき、
USJで、バックトゥーザフューチャー、ジュラシックパークに行ったとき、
その時の、音楽、雰囲気、匂い、人の空間を鮮明に覚えていませんか?

それと同じ。ぼくも、

ネパールでの伝統的な民謡、
走りまくる車のクラクションの音、
味のある建物、
広大な自然、
香辛料の匂い、
心が広い人々。

沢山のものが僕の体の中に、染み付いてしまった。

ディズニーランド、USJにお金を払って、
非日常を味わうのではなく、
ネパールにお金を払って非日常を味わうのが僕の主流。

だから、帰りたくなるのである。
ネパールのすべてが非日常なのだ。

まだまだ、僕が知らないところでたくさんの魅力があるはず!!!
そんなNEWなこと、ネパールでの出来事を、
ちょっとずつ皆さんにシェアしていこうかと思います。

どうぞ、こんな私を今後とも宜しくお願いします。

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大学4回生、自称フットボールをこよなく愛する男。
高校までは人生の8割をフットボールに捧げ、
大学生になると人生の9割をネパールに捧げ、
1割をネパールに行くための渡航費に人生を捧げるほど、
ネパールが大好き。

コロナで苦しむお土産屋さんを助けてくれませんか?

ネパールNo.1のお土産屋さんであるネパールガネーシャさんが、コロナで観光客が来れずに大ピンチを迎えています。。

僕も青年海外協力隊時代に、とてもお世話になったお店なので、恩返しがしたいと思っています。。

一緒に助けてくれませんか?

詳細を読むだけでもいいので、よろしくお願いしますm(_ _)m