乗らずに帰れない!エベレストとヒマラヤはマウンテンフライト(遊覧飛行)で堪能しよう!(絶景写真付き)




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Kei

元ネパールの青年海外協力隊。もうすぐ30歳の男。 ネパールが好きすぎる。No Nepal, No Life. そんなネパールの魅力を伝えたいと思い、 ネパハマを立ち上げました。
個人ブログもどうぞ。
Kei Kawakita オフィシャルブログ

ナマステ!

ネパールといえばヒマラヤですね。
8000m級の山々が連なるヒマラヤ山脈の中でも、
特に世界最高峰のエベレストは一目見て帰りたい山です。

でもエベレストもヒマラヤ山脈も見に行くのって大変。
カトマンズの絶景ポイントでも市街地から車で2時間はかかるし、
本格的に見るなら1~2週間のトレッキングに行かないといけません。

「もっと手軽にどうにかしてヒマラヤを見る方法ってないのかな?」

そう思ってしまったあなたに朗報です。
たった1時間でエベレストもヒマラヤも一望できる方法があるんですよ!
それがマウンテンフライト(遊覧飛行)なんです。

今回はマウンテンフライトの魅力を絶景写真で紹介するとともに、
実際に乗るための予約方法をまとめてみました。

 

上空からエベレストとヒマラヤを堪能できる、マウンテンフライトとは?

まずはマウンテンフライトって何なのかを簡単に説明します。
マウンテンフライトとは、飛行機に乗って上空からヒマラヤを堪能するフライトツアーです。
こちらの動画が超分かりやすいので、紹介しておきます。

 

以下、箇条書きで情報をまとめておきますね。

マウンテンフライトの概要
・ネパールの国内線航空会社数社が運営
・フライトは約1時間
・エベレストはもちろん、ヒマラヤ山脈を上空から一望する絶景が見られる
・料金はたったのUS$192(2017年5月現在)

これだけでも、非常に魅力的なツアーだってことが分かるはずですが、
なぜマウンテンフライトが最高なのかを少し解説してきます。

 

おすすめ理由①トレッキング不要!短時間(1/84)・低価格(1/5)でヒマラヤが楽しめる

まずはなんといっても、トレッキングに行かなくてもヒマラヤが楽しめるところ。
普通、ヒマラヤの絶景を見るためには、トレッキングがマストです。

ただトレッキングって、日本の忙しい旅行者にとっては難しいんです。
1日5~6時間歩くので疲れるし、1~2週間の休みをとらないと行けません。
しかも、料金も1回10万くらいかかるのが普通です。

でもマウンテンフライトなら、そんな問題点が全て解決されます。
空港への往復時間1時間、機内での時間が1時間なので、所要時間はたった2時間!
仮にトレッキングが1週間かかるとなると、トレッキングの1/84の時間で済みます(笑)

料金もマウンテンフライトはUS$192と、1回約2万円です。
こちらもトレッキングが仮に1回、10万円かかるとすると、
トレッキングの1/5のコストでマウンテンフライトは楽しめます。

特にエベレストはトレッキングに行かないと、
なかなか本格的には見れない山。
ヒマラヤビューで有名な街、ポカラに行っても見れませんしね。

そう考えると、超お得なんですよね。

 

 

おすすめ理由②ベストシーズンじゃなくてもOK!カトマンズの絶景ポイントよりヒマラヤが高確率で見える!

カトマンズってヒマラヤ山脈とちょっと距離があります。
なので、晴れて空気がきれいに澄んだ日じゃないと、
カトマンズからヒマラヤって見えません。

カトマンズからだとベストシーズンである10~11月以外は、
ほぼ見えないと思っておいた方がいいです。

絶景ビューポイントである、ナガルコットやドゥリケルに行っても同じで、
「わざわざ行ったのにヒマラヤが全く見えなかった!」ということも度々あります
(むしろベストシーズンでも見えないときもある)

 

これはナガルコットに行った時の写真。
せっかくのヒマラヤを見に来たのに、うっすらとしか見えなくてがっかりでした。

 

そんなカトマンズでも、このマウンテンフライトに乗れば関係なし。
雲の上からヒマラヤを堪能するので、カトマンズでもヒマラヤが楽しめます。

ナガルコットやドゥリケルの良いホテルに泊まると、
1泊US$150くらいするのに、ヒマラヤが見えないときもしばしば。
それなら、マウンテンフライトに乗った方が圧倒的にお得ですね。

 

おすすめ理由③天候不良で飛行機が飛ばない場合の対応がすばらしい!

マウンテンフライトは飛行機です。
なので、やっぱり天候不良などでどうしても飛べない時があります。
そんな飛行機が飛ばない時の対応がこれまたすばらしいんです。

 

天候不良などで、飛行機が飛ばない場合は翌日へ振り替えにしてくれます!
もちろん手数料などはかかりません。(航空会社で直接予約した場合)
最悪、悪天候続きで旅行期間中に飛行機が飛ばなかった場合は、全額返金してくれます!

 

これって本当に神対応ですよね。
予約手数料とかだけでも、お金をとられてもおかしくないのに!
これなら安心して、マウンテンフライトを楽しめますよね。

 

マウンテンフライト体験記!実際に乗ってみるとこんな感じ!

とまあ、いくら言葉で語っても魅力はちゃんと伝わらないでしょう。
そこで、マウンテンフライトに実際に乗るとこんな感じだということを、
写真付きで紹介していきますね。

 

朝5:30にタメル地区を出発し、タクシーで空港へ向かう

マウンテンフライトは早朝がベストな時間。
ってことで、眠い目をこすり、タクシーで空港へ向かいます。
6時に空港に来てと航空会社に言われているので、タメルを5時半に出発。

早い時間なので宿泊ホテルに頼んで、タクシーを手配してもらうのがおすすめ。

 

6:00に国内線の空港に到着!フライト搭乗手続きへ

空港に無事到着。フライト手続きに入ります。
予約人数によってフライトの数が変わってきます。
この日は3つもフライトがありました。

ちなみに行先はMOUNTAIN!
さすがマウンテンフライトですね。

 

6:30になり、ワクワクしながらいよいよ機内へ!

定刻になったので、いよいよ機内に搭乗します。
乗る飛行機はこんな感じの小さめのサイズです。

 

機内の様子はこんな感じ。
普通の飛行機となんら変わりないですね。

 

出発!エベレスト&ヒマラヤの絶景に心を奪われる

さあ出発です!
カトマンズを飛び立ちます。

 

しばらくするとヒマラヤが見えてきました!

ドンドン近づいていきます。

ちなみに動画だとこんな感じです。

さあ、さらにヒマラヤに近づいてきました。

遂にヒマラヤが間近に!す、すごい。

動画だとこんな感じです。

 

途中、コックピットにも入らせてもらいました!

写真じゃなかなか伝わりませんが、
コックピットからの絶景も最高です。

最後はシャンパンが出てきて絶景に乾杯!

こんな絶景を見てから飲むシャンパンは格別。

 

ちなみに、これは別の日の写真。これまた、す、すごい。

 

マウンテンフライトのレビュー!コスパ最高だけど、あえてダメだししてみた

そんなわけで最高の絶景が楽しめるマウンテンフライト。
たった2万円くらいで、このクオリティなら文句なし。
コスパ最高です。ネパールでヒマラヤを見たいなら絶対乗るべし。

ただいくつか気になる点があったのも確か。
なので、あえて厳しく、ダメだしもしてみることにしました。

 

ダメだし①タメルから空港までの送迎バスを用意してほしい

紹介したように、タメルからタクシーで空港まで各自行かないといけません。
ただほとんどのお客さんって外国人だし、外国人はほとんどタメルに泊まってるんですよ。
だったら、タメルから空港までの送迎バスを用意してくれたらもっと楽なのになと思いました。

 

ダメだし②空港まで行ってみないと飛ぶかどうかわからないのは嫌だ

マウンテンフライトですが、天候が悪いと飛ばないことがあります。
ただキャンセルになるかどうかは、空港まで行かないと分かりません。
これってもし飛ばなかったら行き損になるので、なんとかしてほしいですね。

 

ダメだし③ヒマラヤをもっときれいに見たいから、機内の窓がきれいにしてほしい

ヒマラヤの絶景が楽しめるマウンテンフライトですが、
ベストな状態で楽しむためには、もう少し機内の窓をきれいにしてほしかったですね。
特にコックピットの窓は全然きれいじゃなかったので、もったいない!

 

自分で予約するのが手軽で安い!マウンテンフライトの予約方法を徹底解説!

ダメだしポイントもありますが、やっぱり最高ですよ、マウンテンフライト。
そんなマウンテンフライトの予約方法を紹介します。

 

マウンテンフライトは旅行会社やホテルを通さず、航空会社で直接予約がおすすめ

旅行会社やホテルなどで、マウンテンフライトの予約をすることもできます。
ただ個人的には、航空会社での直接予約がおすすめです。
というのも旅行会社やホテルなんか通さなくても簡単に予約できるし、安上がりだからです。

しかも、ツアー会社やホテルを通して安くなるならまだしも、手数料とかとられますし。
マウンテンフライトは飛ばない時の返金もあるので、
尚更、直接航空会社で予約したほうが後々のことを考えると簡単です。

 

マウンテンフライトの値段・料金はどの航空会社も同じ!(US$192)

じゃあどの航空会社がいいんだって話ですね。
マウンテンフライトを運営する航空会社は複数あります。

一番大事な料金ですが、全航空会社ともに均一でUS$192です。
なので、値段はどの航空会社にするかの決め手になりません。

 

マウンテンフライトの墜落事故があったBuddha、予約オフィスが遠いSimrikは除外!Yetiが一番おすすめ

そうなると比較すべきは、飛行機の安全性と予約の利便性です。
②のBuddhaは2011年に乗客19名(日本人1名含む)が死亡する墜落事故を起こしているので除外。
③のSimrikは予約オフィスがタメルから離れているのでめんどくさい。

そうなると残ったのは、①のYeti!
ってことで、イエティエアラインズで直接予約する方法を紹介します。
必要なものは、パスポートと現金(クレジットカード)だけです。

 

①タメルのど真ん中にあるイエティエアラインズの予約事務所を訪ねる

イエティエアラインズの事務所ってタメルのど真ん中にあるんです。
地図で言うとこんな感じです。

写真でいうと、IBYZAと書いてあるバーが入っている建物の中にあります。
中に入って階段で2階に上がります。

そうすると、航空会社の事務所があります。
ここで予約をします。

 

②パスポートを提示してマウンテンフライトのチケットを予約する(クレジットカード可)

カウンターの人に「マウンテンフライトのチケット」と伝えると、
空席を確認し、予約の手続きに入ります。

朝一番がベストなので、提示されるのは朝6:30発の飛行機が多いです。
クレジットカードは使えますが、読み取り機械が古くて、
なかなかスムーズにいきません。

手数料もとられてしまいますし、
後々、飛行機が飛ばなかったときの返金手続きを考えても、
できるだけ現金で支払う方がスムーズです。

 

③飛行機の予約ができたら、最後はタクシーの予約をしておこう

e-チケットを受け取ったら予約完了です。
何時に空港に着けばいいのかだけ確認して、事務所を出ましょう。
最後はタクシーの予約です。
空港への行き帰りは自分でタクシーを手配しないといけません。

6時に空港到着となると、朝5:30にはタメルを出発するタクシーが必要。
ネパールの朝は早いので、恐らくタクシーはいるでしょうが、
念のため、ホテルに頼んでタクシーを手配しておきましょう。

 

普段は片道500ルピーもあれば空港まで行けますが、
早朝なのでもう少しとられるかもしれません。

 

帰りのタクシーは予約不要です!
空港にたくさんタクシーはいるので拾って帰りましょう。

 

まとめ:乗らずに帰るなんてありえない!マウンテンフライトでヒマラヤを目に焼き付けよう

 

上空からヒマラヤの絶景が楽しめる、マウンテンフライトを紹介しました。

きつくてお金と時間がかかるトレッキングに行かなくても、
ガタガタの山道を通るカトマンズのビューポイントに行かなくても、
たった2時間&約2万円でエベレスト&ヒマラヤの絶景が堪能できる。

 

圧倒的なコスパを誇る!それがマウンテンフライトです!
飛行機が飛ばないときは翌日振替になりますし、
万が一滞在中が全部だめでも、全額返金までしてくれます。

 

ネパールに来たら絶対に乗って帰りましょう!
そして、ヒマラヤの絶景を目に焼き付けて帰りましょう!

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コロナで苦しむお土産屋さんを助けてくれませんか?

ネパールNo.1のお土産屋さんであるネパールガネーシャさんが、コロナで観光客が来れずに大ピンチを迎えています。。

僕も青年海外協力隊時代に、とてもお世話になったお店なので、恩返しがしたいと思っています。。

一緒に助けてくれませんか?

詳細を読むだけでもいいので、よろしくお願いしますm(_ _)m