ネパールの観光ビザ!事前のオンラインビザ&入国後のアライバルビザの取得方法




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べじもも

好きなものは人、言語、お酒! 念願のアジア暮らしをネパールでスタートし、予想外のできごと&ツッコミどころ満載のネパールの虜になる。 目に見えないものや心の豊かさを大切にして生きるネパール人の在り方に魅了され、日々たくさんの気づきや学びを受け取りながら、楽しい毎日を送っています♪

ナマステ!

ネパール入国時には、ビザの取得が欠かせません。

観光の場合、多くの国でビザが不要な日本のパスポートを持ってしても、です!

ビザが不要なのはインド人・中国人くらいで、それ以外のほとんどの国の観光客は、観光ビザの取得が必須です。

面倒だけど、絶対にやらないといけない観光ビザの申請方法を徹底解説していきます!

ネパールの観光ビザの取得方法は2つ!

ネパールの観光ビザを取得する方法は2つあります。

①日本で事前申請するか、②ネパールの空港到着後に申請するかのどちらかです。

それぞれのメリット・デメリットを書いていきますね。

方法①事前申請:渡航前に在東京ネパール大使館でビザを申請・取得する(大使館に行く/郵送)

メリット

・日本で取得できるので、ビザの心配をせずに出発できる

・大使館に行かずとも、郵送で申請・取得が可能

デメリット

・仕事などが忙しく、出発前に時間的・精神的余裕がない方にはハードルが高い

・(郵送の場合)現金書留で送る必要があり、郵便局から郵送しなければならない

・(郵送の場合)パスポートが一時的に手元からなくなる

方法②アライバルビザ:カトマンズのトリブバン国際空港に降り立った時に、空港内で申請・取得する

メリット

・その場で取得できるため、突然のネパール行きでも問題ない

デメリット

・申請書記入、ビザ料金の支払いのための待ち時間が長い

・初めての人には分かりにくい

これまでは簡単なので②の方を多く利用してきました。

でも、今度の便は夜遅くにカトマンズに到着するため、できるだけ早く宿泊先にたどり着きたい。。

そこで、初めて①の郵送による国内での取得を試してみました!

では、2つの方法、それぞれの観光ビザの取得方法の具体的な手順を紹介いたします!

①事前申請:在日本ネパール大使館でビザを申請・取得(大使館に行く/郵送)

用意するもの

・ビザ申請用紙
・パスポート
・パスポートサイズの顔写真1枚
・返信用封筒1枚
・ビザの代金(15日:4,000円 30日:6,000円 90日:15,000円)
・(あれば)プリンター

まずは在日本ネパール大使館のホームページを確認します。

ここにすべて載っているので、そこまで複雑ではありません。

手順1 申請書を記入、印刷する

申請書(PDF版)をダウンロードし手書きで、

またはWord版をダウンロードして記入します。

Wordのほうが楽なのは重々承知ですが、なぜか2007年版で古そうなのと、ホームページに「PDF版を推奨しています」と書かれているので、私はPDF版を印刷し手書きしました。

申請書は英語で書いてあり、英語で記入する必要があります。

ここで不安になった方、心配しないでください!

日本語訳を見つけましたので、こちらを参考にしながら記入しましょう。
英語といっても、記入するのは名前や住所、パスポートに記載されている情報などですので、難しいことはありません。

顔写真を申請書に貼り、準備完了です!

手順2 必要なものを持って、郵便局へ

郵便局ですることは2つです。

① 現金書留の封筒を買う

郵便局に行き、現金書留用の封筒を購入します。

② 返信用封筒に貼る切手を買う

大使館に郵送したパスポートは、簡易書留にて返送されます。

そのため、返信用封筒と、パスポートの重量分の切手を同封しておく必要があります。

もちろん、家に切手があれば改めて購入する必要はないですが、私は心配だったので郵便局で重量を計ってもらい、不足がないように切手を購入しました。

今回、私はパスポートを2冊送ったので返送用切手は450円分でした。

手順3 現金書留に必要書類を入れ、郵送する

買った封筒に、

①ビザ申請用紙(顔写真付き)
②パスポート原本
③ビザ代金
④返信用封筒(切手付き、宛先明記)

すべてを忘れずに入れ、しっかりと封をし、窓口に提出します。

ポストからは送れないので、お気をつけください!

「郵便局なんか、土日祝日しか行けないよ!!」という働きマン&ウーマンな方は、こちらの郵便局検索をご利用ください。

スクロールした下部「利用条件からさがす」から、「郵便窓口」「土曜」か「日曜・祝日」を選択して検索してみてください♪

土曜・日祝日でも営業しているところが見つかりますよ!

ビザ取得にかかった日数

さて、気になるのはかかる日数です。

大使館ホームページには

12:00までに到着した分は当日分、それ以降は翌日分としてビザを発給し
一週間以内にパスポートを簡易書留にてご返送いたします。

と書いてあります。

私の場合、2017年8月8日(火)午前11:52に郵便局の窓口に出し、パスポートが簡易書留で家に届いたのが2日後の8月10日(木)のお昼でした。

思いのほかスピーディー!!!

※2017年の情報です。

しかし郵送物に不備があったり、大使館の休館日にあたったりすると、より日数がかかります。

また2017年は「翌日または翌々日の返送」だったのが、2018年は「一週間以内に返送」と文言が変わっています。

事実、2018年に試してみたところ、送ったパスポートが手元に戻るまでにほぼ1週間かかりました。

余裕を持って、出発の2~3週間前には申請されることをお勧めします!

ビザ事前取得にかかった費用

さて、最終的にビザ取得にはいくらかかったのでしょうか。

今回、私はパスポート2冊分のビザを申請しました。

【2名分・90日のビザの場合】
・ビザ代金(90日)    24,000円
・現金封筒        21円
・返信用封筒に貼る切手     450円
・郵便料金+特殊取扱     665円
(定形外郵便205円+特殊取扱・現金書留460円)

合計 25,136円

1~2週間の観光で訪れる方なら、ビザ代に1人3,000円しかかからないので、郵送料などを入れても4,100円くらいかと思います。

②アライバルビザ:カトマンズに降り立った時に、空港内で申請・取得する

用意するもの

・オンラインビザ申請書を印刷したもの(手順1)
・パスポート
・ビザの代金(15日:USD 30 30日:USD 50 90日:USD 125)
※ユーロや日本円での支払いも可能
・入国カード(空港で取得、記入)

念のためあると安心なもの

・パスポートサイズの顔写真

手順1 (出発前)オンラインのビザ申請書に記入し、プリントアウト

ビザの申請書は、カトマンズの空港に到着してから用意することもできます。

しかし!!!

そうすると、ものすごく時間を無駄にします。
空港を出るまで2時間くらいかかってしまいます。

ですから、可能な限り日本でオンライン申請しておくことを心から勧めます

このリンクがオンラインのビザ申請用紙です。
リンクを開くと出てくる注意書きにありますが、15日経つと申請内容が消えてしまうので、日本出発1~2週間前に申請するようにしてください。(早すぎると無効になります)

書き方については、ヒマラヤン・アクティビティーズの春日山さんが分かりやすくまとめてくださっているので、こちらをご参考ください。

顔写真はデータで貼り付けることも、印刷してから貼り付けることもできます!

無事入力が済んだら、必ず印刷してネパールまで持って行ってくださいね!

これで事前準備は完了です。

手順2 カトマンズ空港到着時、入国カードを記入し、ビザ代金をもって銀行カウンターへ

ここからは、日本を出発し、無事ネパールに到着してからの流れです。

こちらの看板があるところがアライバルエリアです。

ここから入って、まずは入国カードに記入します。

これは、①の日本でビザを事前取得した人も必要です!

外国人用入国カード

入国カードはネパール人用と外国人用があります。
間違えないように注意!

ネパール人用

外国人用

入口から手前がネパール人用、奥が外国人用なので早とちりしないように!

手順1をしてこなかった人は、入国カードを記入した後、この機械でビザ申請書に記入する必要があります。
ただし、壊れているものも多く、先着がいれば待ち時間がいくらかかかります。

手順3 ビザ代金の領収書とパスポートを、入国管理官に提出

ビザ申請書・入国カードをもって、銀行カウンターに並びます。
ここでビザ代金を支払います。

この写真は夜11時近くだったため、ほとんど人がいませんが・・・

昼間到着の便だと、あっという間に長蛇の列になってしまい、20~30分待たされます。

いくつかの便が重なるときは、さらに旅行者が溢れかえります。

窓口は2つしかないので・・・

無事料金支払いが終わったら、もらった領収書、パスポート、入国カードをもってイミグレーションに並びます。

入国のハンコを押してもらったら、ほぼほぼ終わりです!!

1階に降りて、荷物チェック、預け荷物のピックアップをしたら空港外に出られます。

お疲れ様でした!

結局、①と②、どちらの方法で観光ビザを取ればいい?

さて、ネパールの観光ビザの取得方法2つをそれぞれ見てきました!

両方やってみた私の感想としましては、、、

一度①の事前取得をしたら、もう②には戻れない!!!!!

①の事前取得をしておくと、カトマンズ空港に着いてから本当に楽です。

入国カードを書くだけで、すぐにイミグレーションに並べます。

学生やバックパッカーのように、時間がたくさんあって待つのが苦じゃない方は②でも問題ないですが、可能な人は絶対に①の日本で事前取得してくることをお勧めします。

観光ビザの有効期限と料金をおさらい

ビザの料金は、有効期限の長さによって変わります。

日本国内での取得】

15日:4,000円
30日:6,000円
90日:15,000円

カトマンズ・トリブバン国際空港での取得】

15日:30ドル
30日:50ドル
90日:125ドル

※最新の料金表はこちら
http://www.nepalimmigration.gov.np/post/notice-regarding-visa-fee-updates

トリブバン国際空港では基準がすべてアメリカドル(USD)になります。

でも、他の通貨(日本円、ユーロなど)での支払いも可能です。

ただし、その時の為替レートによって金額が変動するのでご注意ください。

以前私が空港で90日のビザを申請し、日本円で支払いをしたときは、13,000円払いました。

つまり国内で払うよりも千円多く支払ったことになります。(しかし現金書留などの手数料もかかるため、実際には500円程度しか変わらないと思います)

ちなみに、観光ビザは最大150日まで取得することができます。

90日分取得し、そのあとはカトマンズのイミグレーションオフィスにて延長の手続きをします。

長期滞在を考えている人はこちらの記事も読んでおくといいですよ!

年間150日まで滞在OK!ネパールで観光ビザを延長する方法

まとめ

今回は、観光ビザの取得方法をまとめました。

ご自身の性格や目的に合った方法を選んで、観光ビザを申請・取得しましょう!

ビザの他にも準備するものをまとめた記事もどうぞ!

▼「ビザ」と合わせて準備しておきましょう

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べじもも

好きなものは人、言語、お酒! 念願のアジア暮らしをネパールでスタートし、予想外のできごと&ツッコミどころ満載のネパールの虜になる。 目に見えないものや心の豊かさを大切にして生きるネパール人の在り方に魅了され、日々たくさんの気づきや学びを受け取りながら、楽しい毎日を送っています♪

コロナで苦しむお土産屋さんを助けてくれませんか?

ネパールNo.1のお土産屋さんであるネパールガネーシャさんが、コロナで観光客が来れずに大ピンチを迎えています。。

僕も青年海外協力隊時代に、とてもお世話になったお店なので、恩返しがしたいと思っています。。

一緒に助けてくれませんか?

詳細を読むだけでもいいので、よろしくお願いしますm(_ _)m