カトマンズからポカラへの行き方を徹底比較!移動手段はバスor飛行機?




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Kei

元ネパールの青年海外協力隊。もうすぐ30歳の男。 ネパールが好きすぎる。No Nepal, No Life. そんなネパールの魅力を伝えたいと思い、 ネパハマを立ち上げました。
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Kei Kawakita オフィシャルブログ

ナマステ~。

ネパールの中でも、有数の観光地であるポカラ。
ネパール人も行ってみたいと口を揃えるくらい、
ヒマラヤが見える美しい街です。

そんなポカラへ行くには、どんな移動手段があって、
その中でもどの移動手段がおすすめなんでしょう?

そこで今回は、ポカラへの行き方を徹底比較し、
最もおすすめな移動手段を紹介します。

 

ネパール有数の観光地、ポカラとは?

移動手段の比較に入る前に、
ポカラという街がどんなところなのか、
簡単に紹介します。

 

・カトマンズから西に約200㎞
・トレッキングコースの拠点として有名
・ヒマラヤが街から普通に見える絶景タウン
・湖際にオシャレなカフェやレストランがたくさん
・パラグライダー、手漕ぎボートなどアクティビティも豊富

 

何といっても、ポカラといえばヒマラヤでしょう。
写真のように街からも普通にヒマラヤの絶景が見えます。
様々なトレッキングコースの拠点にもなっています。

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2017年3月27日

 

オシャレなカフェもたくさんあるので、
湖を眺めながら、ぼーっとのんびり過ごすのが最高です。

 

カトマンズーポカラ間の移動手段は全部で5種類!

そんなポカラへの行き方ですが、
移動手段は全部で5種類あります。

①飛行機
②チャーター車
③高級ツーリストバス
④ツーリストバス
⑤ローカルバス(日中)

電車は通っていないため、
移動は飛行機か車の2択になります。

 

以下、順番にそれぞれの移動手段の、
メリット・デメリットを紹介していきます。

 

①飛行機:片道約US$120~

ポカラへの移動手段の中で、
一番手っ取り早いのが飛行機です。

 

メリット・デメリット

<メリット>
・移動時間がとにかく短くて早い(約30分)
・車での移動より快適
・運が良ければ、窓からヒマラヤビューも
<デメリット>
・料金が高い(1人片道約US$120)
・欠航、遅延が起きたりすることも多々ある

 

総括:移動が苦手or時間がない&お金に余裕がある人におすすめ

ネパールの車移動は結構しんどいです。
長時間ですし、道はガタガタ…。
結構スピードを出す運転手だと、車酔いもします。

 

 

なので、そういった移動がきつい人には、
飛行機は最適な手段でしょう。
休暇が限られていて、移動時間が惜しい人にも最適です。

 

 

ただ値段が片道1人1万円以上と高いので、
お金に余裕がある人向けになりますね。

 

②チャーター車(タクシー):片道1台約US$125~150

 

メリット・デメリット

<メリット>
・大人数なら割り勘できて安い
・貸し切りなので快適&休憩のタイミングも自由
・車移動の中では移動時間は最速(5~6時間)
<デメリット>
・人数が少ないとかなり割高な料金
・旅行会社を通じて予約が必要

 

総括:大人数で移動したい人におすすめ

チャーター車の最大のメリットは、人数で割り勘できるところ。
そう考えると、グループ旅行などで、
大人数で移動したい人には最適です。

旅行会社や車種によって料金にバラつきはありますが、
最低でも1台US$100以上は確実にかかりますね。

そう考えると飛行機と変わらないので、
チャーター車を出すお金があるのなら、
1人、2人の少人数なら飛行機を予約したほうがいいですね。

そこらへんに走っているタクシーに、
ポカラまで行ってもらうという手段もありますが、
タクシーはあんまりおすすめしません。

料金交渉も難しいですし、
ネパールのタクシーは車がポンコツなことも多いので、
ポカラへの道中で故障する可能性も高いです。

旅慣れていない人であれば、チャーター車をおすすめします。

 

③高級ツーリストバス(グリーンライン・ジャガダンバトラベルズ):片道US$25

バスはバスでも、ちょっと贅沢な気分を味わいたい!
そんな人には高級ツーリストバスがおすすめです。

 

ポカラへの高級ツーリストバスは、
こちらの2社で催行されています。
HP上で予約もできちゃいます。

Greenline Tours

Pokhara Jagadamba Travels

 

メリット・デメリット

<メリット>
・快適な座席で優雅な移動ができる
・衛生的な場所でのおいしい食事(ビュッフェ付き)
・エアコン、Wifiなどの設備も充実
<デメリット>
・料金が高め(1人片道US$25)
・移動時間が長く、他のツーリストバスと変わらない(平均約7時間)
・乗り場が他のツーリストバスと違うので間違える可能性が高い

 

総括:旅行だけに、リッチな気分で移動を楽しみたい人におすすめ

やっぱり旅行だからちょっと贅沢してでも、
高級感のあるバスに乗りたい人におすすめ。
ただ、移動時間が他のツーリストバスとほとんど変わらないのが難点。

 

 

朝7~8時に出発して、
早くてもお昼の14~15時にしか着きませんので、
ほとんど丸1日が移動で潰れてしまいます。

 

 

個人的には、高いお金を出すなら、
早く移動したいと思うタイプなので、
あまりお得感を感じません(笑)

 

ジャガダンバについてはこちらのレポートで詳細を確認ください。

カトマンズ⇔ポカラ間豪華ツーリストバスが新規参入!

 

④ツーリストバス:片道600~800ルピー(※1ルピー=約1円)

ポカラへの移動手段の中で、
最もメジャーなのがツーリストバスです。

 

メリット・デメリット

<メリット>
・片道が600~800ルピーとかかる距離と時間にしては安い
・清潔なバスで自分の席がしっかり確保されている
・大きな荷物を持っていても、下に積めるので安心
<デメリット>
・移動時間が長い。何度も休憩するので7時間以上かかることも度々ある
・食事は休憩所で自腹。ビュッフェもあるが高くておいしくない場合が多い
・Wifi、扇風機など設備は充実しているが、使えないことがほとんど
・朝7時にカトマンズ発のみで、昼間や夕方からの移動は不可

 

総括:スケジュールに余裕があり、安く済ませたい人におすすめ

ツーリストバスは先程の高級バスに比べたら、
1/4程度の料金で乗れてしまうところがいいですね。

 

ただ最大の難点は移動時間の長さ。
幸か不幸か、休憩を何度もとってくれるので、
スピードがめちゃくちゃ遅く感じます。

 

朝7時にカトマンズを出発したのに、
ポカラに到着したのは16、17時になることも
当たり前のようにありますし…。

移動だけで結構疲れてしまうので、
なかなか体力が必要です。

 

⑤ローカルバス:約500ルピー(※1ルピー=約1円)

現地の人も利用し、
最も安い移動手段なのが、
ローカルバスです。

 

写真のようなハイエースで、
マイクロバスタイプもあれば、
ツーリストバスと変わらない大型バスもあります。

メリット・デメリット

<メリット>
・移動手段の中では、最安
・休憩が少ないので、移動時間はツーリストバスより意外と短い(約7時間)
・現地の人と触れ合える可能性が高い
<デメリット>
・運転が荒く車酔い&事故の可能性が高い
・マイクロバスタイプだと、大きな荷物を載せられない
・席が狭く、ネパールの人と密着して座る
・乗車場所、降車場所が分かりにくく、観光客には難しい
・原因不明の停車時間があることもある

 

総括:とにかく安くしたい&チャレンジしたい人におすすめ

ローカルバスはとにかく安いのが長所。
席が密着しているので、
現地の人と自然に触れ合えるのも特徴的。

 

ただなんといっても危ない!
運転も荒いので、事故の確率も高いですし、
車酔いをする人にとっては本当にきついです。

 

現地の人、特に子どもはビニール袋に、
車内で吐いてしまう光景もよく見ます。
(そして、そのビニール袋を窓から外に捨てるんです…)

 

タフな人は乗ってみてもいいかもしれませんが、
それ以外の人は無難に他の移動手段を選びましょう。

 

番外編:ポカラへは夜行バスもありますが、おすすめできないので紹介しません

ちなみに⑤のローカルバスについては、
夜行バスもあることはあります。
ただ非常に危険でおすすめできないので紹介はしません。

 

暗い夜道を走るため、
山道からバスが落ちる事故多発しています。
さらにトラブルに巻き込まれる可能性も高いです。

 

観光客が利用するには非常にハードルも高く、
危険ですので、紹介はしません。

 

 

まとめ:自分に合ったポカラへのアクセス方法を選んで、旅行を楽しもう!

ポカラへの行き方を徹底比較しました。
一覧表のまとめがこちらです。

ご自分に合った移動手段を選んで、
ポカラへの旅を楽しみましょう!

ポカラに行くなら、やっぱりトレッキングが最高です。

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コロナで苦しむお土産屋さんを助けてくれませんか?

ネパールNo.1のお土産屋さんであるネパールガネーシャさんが、コロナで観光客が来れずに大ピンチを迎えています。。

僕も青年海外協力隊時代に、とてもお世話になったお店なので、恩返しがしたいと思っています。。

一緒に助けてくれませんか?

詳細を読むだけでもいいので、よろしくお願いしますm(_ _)m

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