映画「世界でいちばん美しい村」の感想!ネパールの農村に1年住んだ私が感じたこと




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とみー

とみー

大学院の入学届けと同時に休学届けを出し、1年間ネパールの村の学校で教育支援を行なっていた。
現在は脳の研究をしている。
「ネパール、教育、理系」バラバラの点と点をつなぎ、自分にしかできないことを模索中。

ナマステ!
ネパールの農村に1年間住んでいたとみーです。

ネパールと言えば、村。
村の魅力を語らずして、ネパールの魅力は語れません。

そんなネパールの村の魅力をあたかも、
そこに訪れたかのように感じられる映画に出会いました。

その名も「世界でいちばん美しい村」
そこで、今回はこの映画の魅力についてどっぷり語っていきます。

※記事中の写真はすべて石川梵監督に掲載許可をいただいております

 

映画「世界でいちばん美しい村」のあらすじ&予告

まずはあらすじです。

2015年4月に起きたネパール大震災により9000人以上の人々が亡くなった。
報道カメラマンである石川梵さん(監督)は現地を取材するために首都カトマンズへ飛び立った。
カトマンズに報道陣が集まる中、震源地のゴルカ群ラプラック村は壊滅したことを聞き、ジープと徒歩で2日間の地へ自ら足を運んだ。

村は壊滅的な状況にあり、 村人たちはもはやそこには住めない状態にあった。
そんな村で一人の少年・アシュバトルと出会い、梵監督は少年と二つの約束をした。
ひとつは、この孤立した村の惨状を世界に伝えること。もうひとつは、必ず村に戻ってくること。

梵監督は年に6回ほど日本からラプラック村に通い続け、支援と報道を続けるうちにあることに気づいた。
「この村は、世界で一番悲惨な村のように見えるが、実は、世界でいちばん美しい村かもしれない。」

厳しい状況の中でも笑顔で懸命に生きる姿が描かれているヒューマンドキュメンタリー。
(一部HPより引用)

 

Youtubeの予告もぜひ見てください!

 

この映画を観に行った理由:日本で本当のネパール探し!

私が1年間滞在していたネパール。
日本でネパールについて詳しく知る人はまだまだ少ないです。
ネパールの魅力は人や自然、文化などたくさんあります。

 

しかしそれを言葉で伝えるにはどうしても限界があり、私の大きな悩みでした。

 

そんなときに偶然目にしたこの映画の告知。

「貧しくても笑顔が絶えない家族」
「悲惨に見えた村は愛と祈りに満ちていた」

 

その二言を見た瞬間に、自分が言葉で伝えられないネパールの魅力がこの映画に詰まっているのではないかと直感があり、期待を抱いて劇場に足を運びました。

 

ポイント①:震災の悲劇を超えるメッセージ、それは彼らの「生きる力」。

予告を見ると震災復興についての映画かと思うかもしれませんが、この映画の本当のテーマは「ネパールの人々の生き方」だと思います。

ネパールは震災復興以外にもたくさんの問題を抱えていて、生活は簡単ではありません。

それでも人々は幸せそうに見えることに、トレッキングや支援活動で訪れた日本人の多くが驚かされます。

 

そしてその素朴で温かい人々の愛に触れ、ネパールの虜となる人が大勢います。

 

私が一年間ネパールの人々と生活し、気づいたことが1つあります。
彼らはたくさんの物を持ってはいません。それでも、それを周りの人々と常に分け合おうとするのです。

 

彼らのそんな考え方から、私たち日本人は多くのことを学ばされます。
そんなネパール人の生き方がこの映画のいたるところで見られ、あなたの価値観はきっと変わると思います。

 

ポイント②余分なシーンなんてどこにもない、映画の全てがネパールを表現しているから!

映画のどこが良かった?と聞かれても、正直答えられません!
なぜなら「全部が良かった」としか答えられないからです。

焚き火で料理したご飯を家族揃って食べるシーン。
幼い少女がお母さんと一緒に土壌を耕すシーン。
家族の団欒の隣で家畜の水牛が少年の頭を舐めるシーン。

一見特別なシーンではないように感じるかもしれません。
しかしこうした家族との時間こそが、ネパール人が最も大切にする瞬間で、人はこんなにも温かい存在でいられるものかと感心させられます。

 

私がネパールにいた時も、ネットやテレビがない中でも、家族や近所の人々と一緒に笑って過ごす時間が最も幸せでした。

 

幸せとはなんなのか。
この映画を見ると、それはもしかしたら私たちが思っている以上にすぐそばにあるものかもしれないと感じると思います。

 

ポイント③被災してどん底にある村が、「世界で一番美しい村」になれるということ。

「美しい村」を想像してください。人によってイメージはそれぞれだと思います。

 

私がネパールで感じたこと、映画を見て改めて確信したことは、
「美しさは人の中にある」ということ。
この一言に尽きます。

 

生まれ育った家がなくなっても美しい村であり続けるのは、辛い中でもまっすぐに生き続ける人がいて、そして他人を大切にする心があるからだと思います。

そんな美しい村々でできあがっている国が、ネパールです。

 

皆さん、ぜひ劇場へ足を運んでみてください!

映画「世界でいちばん美しい村」。
これ以上にネパールの本当の姿が表現されているものはないと思います。

 

ネパールに行ったことがある方でもない方でも、きっと全ての人が感じるものは違うと思います。
ネパールの魅力が感じられるのはもちろんですが、それ以上に「人との繋がりの中で生きていくこと」について考えさせられます。
人との繋がりが薄れていく日本の現代社会で忘れられているものが、この映画には描かれています。

 

ネパールの人々と共に一年を過ごし、この映画を見て改めて「人はこんなにも美しくいられるものなんだ」と気付かされました。

 

この映画にはどんな人をもつき動かす力があると思います。

 

あなたにとって、一緒に笑っているだけで幸せに感じる人は誰ですか?
今頭に浮かんできた人とぜひ一緒に見に行ってみてください。

 

全国各地で上映されています!
ただ上映期間が短い&映画館が限られているので、お早めに!

「世界でいちばん美しい村」公式ホームページ-劇場情報

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とみー

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大学院の入学届けと同時に休学届けを出し、1年間ネパールの村の学校で教育支援を行なっていた。
現在は脳の研究をしている。
「ネパール、教育、理系」バラバラの点と点をつなぎ、自分にしかできないことを模索中。

まるでウルルンな滞在!「第二の家族」に出会う旅!

2019年3月。

「思い入れのあるネパールで
何かいいことしたいんです」

そんなことを言って、
3年働いた会社を思い切って退職しました。
なのに、私の気持ちは、清々しいというよりは、
どんよりとした曇り空のように
モヤモヤしていました。

なぜなら、ネパールに移り住むために、
会社を辞めたはずなのに、
ネパールに行くか、
日本の会社に転職するか悩んでいたからです。

それから5月のリトリートツアーに
参加する前の約2カ月間、
自分がネパールで何をしたいのか確かめるかのように、
いやむしろ、ぼやっとした自分のしたいことが
人から認めてもらえるものなのか確かめるために
いろんな人に会っては、話を聞いたり、
自分のやりたいことの想いを話したりしました。

そんなとき、ある会社の代表の方から
こんなことを言われました。

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