なお(編集長)
アジアの政治を勉強している大学5年生。
1度ネパールに訪れて以来、ネパールにどハマり中。
10ヶ月のフィンランドに留学後、ネパールで10ヶ月間インターンとして活動していた。
現地の人と話したい一心で、ネパール語を勉強している。
ブログやってます!
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モイ、ナマステ、こんにちは!
フィンランドからネパールにやってきたなおです。
最近は、ネパールの砂埃に少々やられております…
マスク常備の毎日です。
日本はそろそろ秋らしくなってきたでしょうか?
さて、みなさん。
一目見てネパール人だと見分けられたら、かっこいい!と思いませんか?
そんなの別にかっこよくない!いう声が聞こえてきそうですが。(笑)
日本でみかけると
「あ!あの人ネパール人だ!」
とちょっと嬉しくなるものです。(私だけ?)
その瞬間をみなさんに共有すべく、
今回はネパールの「トピ」を紹介します。
こんな人を見たらネパール人の可能性大!見極め方を教えます
ずばり、こんな人です!
めちゃくちゃネパール人ぽい。
ネパールではもちろん毎日見かけます。
日本でもたまーに見かけます。この帽子をかぶっている人。
この帽子こそ、今回ご紹介する「トピ」です。
ネパール語で「帽子」は「トピ」なので、そのまんまの名前なのですが。
この帽子をかぶっている人は、ほとんどの確率でネパール人だと言ってよいでしょう!
どうですか?
一発でネパール人だとわかりますよね!
ネパールの帽子「トピ」にはどんな意味があるの?
頭の上にちょこんと乗っけた感じで、特徴的な形をしている「トピ」。
この帽子にはどんな意味があるのでしょうか。
ネパールでは、男性が着る伝統的な正装はダウラ・スルワル(Daura Suruwal)といいます。
白い上下の服にトピとベストもしくは背広を着て完成です!!
トピはネパールの伝統衣装の一部で、男性がかぶるものだということですね。
この写真は、友達の友達です。
結婚式に出席したときのものだそうです。
トピをかぶるときには、真ん中を少し折ることで謙遜の意味を表しているそうです。
また、下部分の丸みをおびた形と少し高さのある形は、ネパールにある山々とヒマラヤを表しているともいわれています。
カラフルな色には、雪解け後の山々という意味が込められています。
雪が溶けた後は、たくさんの緑といろいろな色の花々が育つからだそうですよ。
壮大な自然を有するネパールらしい考え方ですよね。
現在、トピは、ネパールの民族衣装・正装として、政府の役員や公務員などが公の場で使っていることが多いです。
カトマンズの街中で、上から下まで正装をしている人はほとんどいないですが、
普段着にトピをかぶっている人はよく見かけます。
とくに、おじいちゃんが多いです!
ネパールの伝統にほこりを持ち、アイデンティティの一部としてトピをかぶっているのかなと思います。
私のネパール人の友達も、
「ほとんどみんな持っていると思うけど、めったに使わないかな。」
と言っていました。
知ってました?実はトピには2種類あるのです!
調べてみるとトピには2種類ありました。
①ダッカトピ
と
②バドガウンレ・トピ
という2種類あるのです。
①ダッカトピ
よく見かけるのはこの模様です。
帽子に使われている生地が「ダッカ織り」というものなので、ダッカトピと呼ばれています。
ダッカ織りはこのような模様が一般的です。
カラフルでいろいろな模様が織り込まれているのが、このダッカトピの特徴です。
ちなみに、“Dhaka Topi Day”は1月1日だそうですよ。
②バドガウンレ・トピ
こちらのトピは、黒く硬めの生地でできています。
ダッカトピよりは、カトマンズで見かける確率は低いように感じます。
偶然相席になったおじいさんがかぶっていました(笑)
「バドガウンレ」はバクタプルの昔の名前で、この黒いトピはそこが発祥だと言われています。
元々はネワール族の正装だったみたいですね。
ネワールの人が多いバクタプルあたりでは、この黒いトピをかぶっている人も多いみたいです。
感覚としては、黒いトピは結婚式の時など、ビシッと決めたいときに被るものかと思います。
ネパール人に一瞬で変身できる帽子「トピ」!お土産にもぜひ!
トピは、タメルでも買うことができます。
とくに、ダッカトピは歩いていればすぐに見つかります。
同じダッカトピでもいろいろな柄があります。
また、トピは普段女性がかぶるということはあまりないようですが、
以前、Keiさんの記事でも紹介があった「ネパールガネーシャ」と「ネパールクマリ」には、
ダッカ織りの生地を使ったシュシュが置いてあるみたいです。
お土産にいかがですか?
今回は、ネパールの伝統衣装「トピ」を紹介しました。
日本在住のネパール人も近年増えつつあります。
もし、日本でトピをかぶっている人を見つけたら、
「ナマステ〜」
と声をかけてみては?
もしかしたら、ネパール人と友達になれるかもしれませんよ!
なお(編集長)
アジアの政治を勉強している大学5年生。
1度ネパールに訪れて以来、ネパールにどハマり中。
10ヶ月のフィンランドに留学後、ネパールで10ヶ月間インターンとして活動していた。
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