【2017年版】ネパールの物価!理想の旅行日数と滞在費用・予算は?




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Kei

元ネパールの青年海外協力隊。もうすぐ30歳の男。 ネパールが好きすぎる。No Nepal, No Life. そんなネパールの魅力を伝えたいと思い、 ネパハマを立ち上げました。
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ナマステ!

海外旅行をする際に気になるのが、「物価」ですよね。

「物価」はネパールを旅行する上でも、絶対に知っておきたい情報の1つ。

物価を知ることは、ネパールでの旅行を楽しむためにも欠かせないのです。

 

ということで、今回はネパールを旅行する上で知っておきたい、ネパールの物価をまとめてみました。

合わせて、ネパール旅行を楽しむ上でいくらくらい費用が必要なのか、滞在日数別の目安も紹介します。

なるべく、2017年11月現在の実際の値段を掲載しています。
ただ相場に関しては、個人の体感による部分もありますので、お含みおきください

 

ネパールの物価・相場を知っておくべき理由:ぼったくりを防ぐため

本題に入る前に、なぜ物価や相場を知っておくべきなのかをご説明しますね。

それは、ネパールでは、ぼったくりがあるからです。

特に外国人観光客が集中するタメル地区では、日本人観光客はカモにされがち。

 

ぼったくりってなんか気分悪いじゃないですか。

そんなことでせっかくのネパール旅行を楽しんでもらえなかったら、僕としても悲しいですし。

なので、ちゃんとネパールの物価・相場を事前に知っておいて、ぼったくりをされないようにしましょう!

 

ネパールの物価は年々上昇中。それでも日本と比較すると超安い

さて、ここからは本題です!

 

まず、全体的なネパールの物価のトレンドからお話しますと、物価は上昇傾向にあります。

僕はまだネパール在住3年目ですが、それでも、住み始めた頃と比べると物価が上がってきたなという印象があります。

例えば、ある世界遺産の入場料は、僕が来た頃の2倍になってます。

 

そんなわけで、物価は上がっている感じはするのですが、それでも日本と比べるとまだまだ安いです。

ずっと住んでいる在住者の視点で見ても安いと感じます。

なので、一時的にネパールを訪れる旅行者からすると、安くて旅しやすい国だと感じること間違いなし!

 

「じゃあ実際にどのくらいの値段なの?」ってことで、ここから各分野に分けて、物価・相場を紹介していきます。

「1ネパールルピー(NRs)=0.9~1.1円」で変動することが多いので、1ルピー=1円と考えると、分かりやすいですね。

それではいってみましょう!

 

ネパールの物価・相場:食事編

まずは、ネパールでも楽しみたい食事編!

レストランのレベルにもよりますが、旅行者が気軽に食べるであろう、ミドルクラスのお店を想定して書いています。

・水1リットル(店頭):20~25ルピー
・水1リットル(レストラン):50~80ルピー
・ジュース250mlの瓶(店頭):30~40ルピー
・ジュース250mlの瓶(レストラン):60~100ルピー
・コーヒー:100~150ルピー
・チヤ(ミルクティー):80~120ルピー
・ビール(店頭):180~200ルピー
・ビール(レストラン):300~500ルピー
・ダルバート(ネパールカレー):150~400ルピー
・モモ(ネパール餃子):80~200ルピー
・チョウミン(ネパール焼きそば):100~200ルピー
・トゥクパ(ネパールスープ麺):100~200ルピー
・日本食レストラン(1メニュー):350~600ルピー
・おしゃれカフェでの朝食:350~600ルピー

ダルバート、モモ、チョウミン、トゥクパは肉あり・肉なしで値段が全然違うので、結構幅があります。

体感ですが、ネパール料理なら1食500ルピー、ピザやパスタなど洋食なら1食1000ルピーもあれば十分満腹になります。

 

ネパールの物価・相場:ホテル・宿泊編

続いて、ホテル代の相場ですね。

ホテルもピンキリですので、参考程度に考えてみてくださいね。

・ゲストハウス(ドミトリー):300~500ルピー前後
・ゲストハウス(シングル、トイレ・シャワー付き):1000~1500ルピー前後
・中級ホテル(シングル、トイレ・シャワー・TV・AC付):3000~5000ルピー
・高級ホテル(シングル、プール・ジムなどの設備あり):10000~20000ルピー

宿に関しては、ゲストハウスレベルであればいくらでも交渉可能なので、値切ってみましょう。

ゲストハウスでもシングルタイプのお部屋であれば十分きれいです。

中級ホテルに泊まれば、もう日本のビジネスホテルくらいのお部屋はざらにあります。

 

ネパールの物価・相場:交通機関編

続いて移動のときに使う交通機関です。

・ローカルバス:15~30ルピー
・タクシー(タメルーパタン・片道):500ルピー
・ツーリストバス(カトマンズーポカラ・片道):600~800ルピー
・チャーター車(カトマンズーポカラ・片道):12500~15000ルピー
・飛行機(カトマンズーポカラ・片道):US120ドル

一番使うけど、一番難しいのがタクシーですね。

基本的にタクシーは値段交渉が必要ですが、まず初めにドライバーが言ってくる値段は間違いなく割高なので必ず値切りましょう。

個人的な体感としては、30分500ルピーくらいが妥当ですね。

 

ネパールの物価・相場:観光・レジャー編

続いては、観光施設の入場料やレジャーにかかる費用です。

すべて1人分の値段になっています。

・1週間のヒマラヤトレッキング:100,000ルピー前後
マウンテンフライト(ヒマラヤ遊覧飛行):US192ドル
・ダルバールスクウェア(カトマンズ、パタン王宮広場):1000ルピー
・ダルバールスクウェア(バクタプール王宮広場):1500ルピー
スワヤンブナート(モンキーテンプル):200ルピー
パシュパティナート(火葬場):1000ルピー
・ボダナート(チベット仏教の聖地):250ルピー
チャンドラギリ(ケーブルカー・往復):US22ドル

ヒマラヤトレッキングはコースや人数によって全然違うので、あくまでも目安ですね。

お寺や世界遺産の入場料は、年々予告なく高騰しているので、こちらも料金が高くなっていたらごめんなさい。

ネパールの物価・相場:お土産編

特産フルーツ「ラプシー」を使ったラプシーキャンディ

最後は、一番ぼったくられる確率が高いお土産です。

商品の種類もたくさんあるので、一概には言えませんが、目安として参考にしてください。

・インスタントラーメン:20ルピー
・ラプシーキャンディ(60g):80~100ルピー
・コーヒー(500g):500~800ルピー
・紅茶(500g):300~500ルピー
・ニット製品(小物):150~300ルピー
・ミティラーアート(小物):200~300ルピー
・石鹸:350~600ルピー
・エッセンシャルオイル(8ml):300~500ルピー
・バスソルト(125g):300~500ルピー
・パシュミナ:1000ルピー前後
・Tシャツ:400~600ルピー
・お香(15本):40~70ルピー
・ロクタペーパー製品:300ルピー前後

お土産は大抵のものが値切れるので、値段交渉をしてみましょう。

特に大量買いをすると、安くしてくれることが多々あります。

値切りは何も恥ずかしいことではないので、「アリミラウヌス(ちょっとまけて)」って言ってみましょう!

 

日数別!ネパール旅行の滞在費用をまとめてみました

ここまで旅行するなら知っておきたい、ネパールの物価を紹介しました。

 

ここからは、物価情報を考慮して、ネパール旅行でかかる1人当たりの滞在費用をまとめてみました。

滞在日数別になってますので、参考にしてみてくださいね。

1ルピーは大体0.9~1.1円の間を変動する傾向があります。
よって、1ルピー=約1円と考えて計算をしています。

①滞在日数3泊4日:カトマンズ市内観光プラン

項目 費用
観光ビザ
(15日・事前申請)
約4,000円
ホテル代
(ゲストハウス)
約5,000円
主要世界遺産
7つ入場料
約5,000円
食事代 約5,000円
お土産代 約5,000円
タクシー代 約5,000円

合計
約29,000円

※1日目の夕方に到着、4日目の午後に出発を想定

 

一番ベーシックなプランで大体これくらい。

ホテルはゲストハウスタイプで朝食付き。1泊1000~1500円を見込んでいます。

多少の個人差はあるはずですが、純粋に観光を楽しむ4日間の滞在なら、3万円くらい見ておけば十分ですね。

 

②滞在日数6泊7日:カトマンズ&ポカラ満喫プラン

項目 費用
観光ビザ
(15日・事前申請)
約4,000円
ホテル代
(ゲストハウス)
約9,000円
主要世界遺産
7つ入場料
約5,000円
食事代 約12,000円
お土産代 約5,000円
タクシー代 約10,000円
ポカラ往復移動費
(ツーリストバス)
約1,500円
ポカラ観光費 約3,500円
合計 約50,000円

 

カトマンズ3泊、ヒマラヤが見える町・ポカラ3泊で両方を満喫できるプラン。

カトマンズーポカラ間の往復は、ツーリストバスにしましたが、飛行機にすると片道US$122かかります。

 

③滞在日数13泊14日:ヒマラヤトレッキングプラン

項目 費用
観光ビザ
(15日・事前申請)
約4,000円
ホテル代
(トレッキング前後)
約5,000円
トレッキング代
(10日間)
約100,000円
主要世界遺産
7つ入場料
約5,000円
食事代 約5,000円
お土産代 約5,000円
タクシー代 約5,000円
合計 約129,000円

 

1つ目のプランにヒマラヤトレッキングを組み合わせたプランです。

トレッキング代は日数や行先にもよりますが、トレッキング出発地までの飛行機代も合わせて大体10万円くらいが目安になります。

基本はトレッキング中のご飯も料金に含まれているものが多いですね。

 

ネパール旅行にかかる費用は安い!物価と滞在費を知って予算を見積もろう!

ネパールの物価と旅行にかかる滞在費用をまとめてみました。

途上国なだけに、物価も安いですし、全体的にかかる滞在費も海外旅行にしては安めです。

旅行計画を立てて賢くお得にネパール旅行を楽しんでください!!

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コロナで苦しむお土産屋さんを助けてくれませんか?

ネパールNo.1のお土産屋さんであるネパールガネーシャさんが、コロナで観光客が来れずに大ピンチを迎えています。。

僕も青年海外協力隊時代に、とてもお世話になったお店なので、恩返しがしたいと思っています。。

一緒に助けてくれませんか?

詳細を読むだけでもいいので、よろしくお願いしますm(_ _)m