ネパールの光のお祭り『ティハール』で、ネパール人の兄が4人もできたワケ




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なお(編集長)

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ネパハマ編集長!
アジアの政治を勉強している大学5年生。
1度ネパールに訪れて以来、ネパールにどハマり中。
10ヶ月のフィンランドに留学後、ネパールで10ヶ月間インターンとして活動していた。
現地の人と話したい一心で、ネパール語を勉強している。
ブログやってます!
ネパールインターン生の奮闘記

モイ、ナマステ、こんにちは!
フィンランドからネパールにやってきた、なおです。

今回はネパールのお祭り参加レポ第3弾!
ダサインに次ぐ、秋の大きなお祭り『ティハール』を紹介します。

 

光のお祭りと呼ばれる「ティハール」はとっても華やかなお祭り!

ティハールは、毎年10月末〜11月初め頃行われる、豊穣と幸福の女神ラクシュミにお祈りをするお祭りです。

もともとはヒンドゥー教徒のお祭りですが、今ではネパール全土でお祝いされています。

インドでは、ディワール(Diwali)という名前で知られているお祭りですね。

 

ティハールの特徴は、何と言ってもその華やかさ!!!

『光のお祭り』と呼ばれるくらい華やかなのです。

町中がライトやお花で飾り付けされ、プジャ(お祈り、礼拝)の際には、たくさんのキャンドルが灯されるのでとても幻想的な世界を味わうことができます。

 

ティハールは全部で5日間!

1日ごとに意味があり、やることも違うんです。

1日目:カグ・ティハール
2日目:ククル・ティハール
3日目:ラクシュミ・プジャ
4日目:ゴバルダン・プジャ
5日目:バイ・ティカ

ティハールの期間中、私はネパール南部のHetaudaという町にいて、ネパール人ルームメイトの実家にお邪魔していました。

1日ずつ紹介していきます!

 

1日目 カグ・ティハール 「カラスの日」

「カグ」はネパール語でカラス。

カラスは閻魔大王の使者と考えられています。

閻魔大王に悪いことを知らされないよう、カラスにプジャ(お祈り)をし、おいしい食べ物をあげるというわけです。

 

この日は、特別なことをやっているという雰囲気はありませんでした。

会社も休みではないところも多いよう。

そもそもネパールにそんなにたくさんカラスがいるのだろうか…。(笑)

 

もちろんお祭り期間というだけあって、町中のお店にはティカやデコレーション、食べ物があふれんばかりに並べられていました。

 

2日目 ククル・ティハール「犬の日」

「ククル」はネパール語で「犬」のことです。

実は、犬も閻魔大王の使者らしいのです。

 

カラスと同様、プジャをおこないます。

ティカ(赤い粉)をつけて、花の首飾りをあげます。

 

ネパールには犬がたくさんいます!

飼い犬はもちろんですが、野良犬もほんとうに多い!

日本語学校の生徒に

「先生は犬を飼っていないんだけど、どうしたらいい?」

 

と聞くと、

「タメルに行って、野良犬にプジャ(お祈り)したらいいです!」

と言われました。

 

野良犬もティカや花輪をもらえるんですね。

写真は、お世話になっている日本語学校の先生宅のわんちゃんたちです。

 

3日目 ラクシュミ・プジャ

3日目から、ティハールがぐんと盛り上がります!

この日は、ラクシュミ女神を家に招く日。

ラクシュミ女神にお祈りをするのは、富や繁栄のためです。

 

女神の仏像や絵を飾り、お供え物をします。

お供え物は、セルロティ・果物・お花などなど…。

セルロティは、ドーナツみたいなおやつです。

お店でも買えますが、多くの家庭が手作りするようです。

お母さんが大量のセルロティをつくってくれました。

どーん!

 

家の外にはカラフルなティカの粉で絵をかいていきます。

 

完成形。

 

暗くなってくると、先ほどの絵から家の中までキャンドルを灯して、女神を家にお招きするための道しるべを作ります。

各家庭やお店でやっているので、町全体が幻想的な雰囲気に包まれます。

小さな村でもこのとおり。

夜、私もプジャに挑戦しました。

ティカをつけるのが意外に難しい…。

プジャを終え、やっとひと段落….!ではないんです。

おこづかいやお菓子をもらいに、子どもたちや若者が近所の家を一軒一軒まわってきました。

バイリ、デウシと呼ばれるものです。

 

歌ったり踊ったりしてくれるので、そのお礼としてお金を渡します。

 

ティハール期間中はこれでもかというほど、ネパールの音楽を聴き続けました。(笑)

いつもは早寝早起きのネパール人ですが、お祭りの時ばかりは夜更かししちゃうみたいです。

 

4日目 ゴバルダン・プジャ「牛の日」& ネワール族のお正月

4日目は2つ意味を持っています。

まず1つは、ゴバルダン・プジャ、牛にお祈りをする日です。

ヒンドゥー教では牛は神様です。

ネパールの牛には「神様」と「食肉」がいる!知っておきたい宗教と食文化の話

 

農業のために牛を使うこともたくさんあります。

牛に感謝する意味を込めて、この日は牛を休ませ、おいしい食べ物を食べさせるのです。

ティカやマラもつけてあげます。

また、この日は、同時にネワール族のお正月にあたります。

自分にプジャをするというネワール独特の文化もあるみたいです。

民族によってお祝いの仕方が違うんですね。

この日も子どもたちがやってきましたよ〜。

5日目 バイ・ティカ 「兄弟・姉妹の日」

最終日は、バイ・ティカと呼ばれる「兄弟・姉妹の日」です。

バイは、ネパール語で「弟」の意味。

姉妹は、自分の兄弟の長生きや健康のためにお祈りをします。

 

姉妹がいない人は、親戚や近所の人にやってもらうそうですよ。

女性たちは、朝、身を清めるために水浴びをし、バイ・ティカの儀式をするまで朝から何も食べません。

お昼頃、いよいよ儀式が始まります。

マサラと呼ばれるナッツやお菓子を混ぜたセット、セルロティ、果物、ヨーグルトなど、たくさんの食べ物が用意されていました!

ちなみに、お土産で持っていったハッピーターンをマサラの中にまぜてくれていました。嬉しい!

まずは、カラフルなティカを縦につけていきます。

これがティハールのティカの特徴です。

まっすぐになるように、葉っぱでフレームを作っていました!

ティカをつけた後、首飾りをかけ、食べ物を渡し、ダッカトピもかぶせてあげます。

その後は、兄弟が姉妹にお返しのティカをつけてあげ、お小遣いを渡します。

私は、ルームメイトの親戚にティカをあげました。

つまり、彼らは私のダイ(お兄さん)になったということです。(笑)

一度にしかもネパール人の兄弟が4人もできた!!!!
(かなり年齢層高めですが…笑)

みなさん、

「今日から、“ダイ”って呼んでね。」

と言ってくれました。

 

夜には、ダンスパフォーマンス!

たくさんの人が集まって、かなりの盛り上がりでした。

家と家の間の道を堂々と塞いで、さらにはビニールシートをステージにしているところが、なんともネパールらしい。

 

初めてティハールを体験してみての感想:とっっっても楽しかった!

こうして、ティハールの5日間は幕を閉じました。

一言で言うと、とっっっても楽しかった!

ちなみに、今回ホームステイしたお家は、パルバテヒンドゥーという民族(もちろんヒンドゥー教徒)です。

民族や宗教によってお祝いの仕方が若干違うので、補足しておきます!

 

ティハールは、ダサインとは違って、観光客でも楽しめるお祭りです!!

ネパールに住んでいる日本人の方々からも「ダサインよりもティハールのほうが楽しい」という話をよく聞きます。

バイ・ティカなどは体験できないかもしれませんが、様々なライトで彩られたカトマンズの町は本当にきれいです。

みなさんが泊まるホテルの近くでもルミネーションが見られるはずですよ。

 

ネパールの光のお祭りから「家族」を思う気持ちを学んだ!

今年のティハールは、ルームメイトの家族と一緒に過ごしました。

ダサインのときも、同じことを感じましたが、ネパール人は本当に家族を大切にしています。

家族との絆を深めるためのお祭りや儀式って、日本ではあんまりないですよね。

また、ネパール人はすぐに家族のように受け入れてくれます。

実際に、外国人の私にもバイ・ティカをやらせてくれました。
(そして兄がたくさんできました!)

 

人と人との気持ちの距離が近い。

ネパールの素敵なところだなと思います!

また冬にもお祭りが控えているので、次はどんなことが体験できるか楽しみです♪

以上、ネパールのお祭り参加レポ第3弾でした!

前回のお祭り参加レポはこちら!

まるでお正月!ネパール最大のお祭り『ダサイン』を村で満喫してみた!

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ネパハマ編集長!
アジアの政治を勉強している大学5年生。
1度ネパールに訪れて以来、ネパールにどハマり中。
10ヶ月のフィンランドに留学後、ネパールで10ヶ月間インターンとして活動していた。
現地の人と話したい一心で、ネパール語を勉強している。
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ネパールインターン生の奮闘記

まるでウルルンな滞在!「第二の家族」に出会う旅!

2019年3月。

「思い入れのあるネパールで
何かいいことしたいんです」

そんなことを言って、
3年働いた会社を思い切って退職しました。
なのに、私の気持ちは、清々しいというよりは、
どんよりとした曇り空のように
モヤモヤしていました。

なぜなら、ネパールに移り住むために、
会社を辞めたはずなのに、
ネパールに行くか、
日本の会社に転職するか悩んでいたからです。

それから5月のリトリートツアーに
参加する前の約2カ月間、
自分がネパールで何をしたいのか確かめるかのように、
いやむしろ、ぼやっとした自分のしたいことが
人から認めてもらえるものなのか確かめるために
いろんな人に会っては、話を聞いたり、
自分のやりたいことの想いを話したりしました。

そんなとき、ある会社の代表の方から
こんなことを言われました。

続きはこちら。